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この前の続きを書くと。。その27 [日記]

入院したまま荷物置いて施設にいると

部屋を借りているわけだから

入院と部屋のお金と二重払いになるため

すぐに荷物を引き払った。

施設に行って荷物をまとめ

タクシーで実家に向かい、荷物を置く。

わずか10日しかいなかったのに

その月の施設の支払いは14万。。入院費は12万。

もっと早く決めたらよかった。

救急病院から次のところは

療養型の病院だった。終末期まで診てくれるところ。

見学しておけばよかったけど

HPでみていると大きい病院ですし、救急医療もやっているようで

安心していられそうだ。

でも

やっぱり見学した方が良かったかなって思う。

施設と医療の最先端の救急病院を往復すれば

命は助かるのかもしれないけど

いろんな意味で限界だった。

療養型病院に行き

食道ろうのチューブ交換を

3カ月おきに救急病院で行うという選択をした。

久々の外出で

車いすの父は外をじっと見つめていた。

ここの場所は…町。わかるかな?

教えながら記憶をたどって行ったようだ。

「あちこちあちこち行って・・・」

ベットに寝かされながら父はつぶやいた。

「牛乳が出したままだ。しまいなさい。」

そういった幻覚もみられた。

車が無いと買い物もできない郊外の病院。

時計の電池をタクシーで買いに行ったら

単3と単2を間違えて買ってしまった。

ごめん。この次に買ってくるよ。

洗濯は家族がしなければならず

大量に下着を買い、

2週間後にまた来ることにした。病衣とタオルはレンタルだ。

いつも手を握って握手をして帰る。

帰る前に

担当の医師との取り決めを行い

延命措置について尋ねられた。

人工呼吸、心臓マッサージ(骨が折れてしまう)は本人の負担になることを説明され

安らかな最期を終えるよう

延命しないことに同意し

サインした。。

また来るね。

そう言って帰った。

続きはまた。


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