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そしてそして29の続きは。。その30 [日記]

胃ろうの手術ができなくて食道ろうという

のどからチューブに直接栄養を入れるという手術をしていた父。

3カ月おきに手術した救急病院でチューブの交換をしていたが

療養型の病院に戻ったその日の夜

違和感があって苦しんでいたそうだ。

そしてまた緊急に救急病院に行き

チューブを外すことになった、。

これからは口からの経口栄養だが

誤嚥の危険があるので

注意するようにと

療養型の病院へ申し送りがあったそうだ。

しかし

お風呂も入れないし体を拭いたり下着の交換すらできない病院で

誤嚥を注意するようにと言われても無理だろう。

コップに入れた流動食をさっと呑み込んでいる父。

おなかが空いているのだろうか。

そのときだってほったらかしだ。

度々ベットから出ようとして転倒していて

腕があざや内出血で酷かった。

窓際から

壁際のベットに寝かされるようになった。

いつシーツを交換したのか。ベッドの清掃はしてるのか。寝床の上は体の垢かフケみたいなものがあり

汚れていた。収納ケースを貸してくれたが

蓋が相当汚れていてほこりかカビみたいなのがつもっていて

ティッシュで拭かないといられなかった。

父がベットから出ようとしている。危ないので

一度通りがかった看護師さんを呼んだけど

聞こえないふりをしていた。

そして他の人に私のところへ行くよう、促していた。

重たくて寝返りさえさせられない。

救急病院の医師に尋ねたことがあった。

「先生だったら、施設と療養型病院のどちらを選びますか?」

積極的な治療をしない療養型病院より

施設から救急病院へ搬送すれば助かる可能性を

相談員さんから促され

悩んでいた。

「私なら自宅に連れて行きますね。」

はー。それができないから悩んでいるんだ。

先生みたいに恵まれていたらさ、迷わなかったけど

東京で狭い暮らしで、昼間誰もいない状況で。。。

できるわけがなかった。

それで療養型の病院を選んだのだ。

母親の病院へは

1か月くらい待てば転院できるそうだ。

それまでは我慢させるしかない。

できるだけ体をきれいにしてあげて

病院を後にした。

その続きはまた。


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